家出・失踪の基礎知識
![]() |
家出・失踪の基礎知識についてのご案内。 |
---|
家出・失踪の基礎知識
家出・失踪の状況
家出・失踪の状況は様々
![]() |
家出・失踪、それは簡単に一言では片づけられない、また説明できない言葉です。家出・失踪をしたもの、そしてされたもの。その両者にはそれぞれに割り切れない複雑な思いがあるのです。家には帰りたくない、早く家に帰ってきて欲しい。相反する思いが時にこの事態をより複雑化していくことも多々あります。家出・失踪をされた者にとっては何故?という思いがいつも心の中を行き交います。そして、家出・失踪をした者にとっては、何故自分を理解してくれないのだろうと、常に思い悩む場合や、家出という行為によりある種の解放感を味わっている場合など。家出・失踪の状況は本当に様々あるのです。 |
---|
人探しガイド の無料サポート |
電話無料相談 人探しのご相談・家出失踪者のご相談など24時間専用フリーダイヤルでお受けしております。全国どこからでもご利用可能です。人探しのご相談は「会いたい」「探したい」と思ったときに、できるだけ早めにご相談いただくことをお勧めします。 |
---|
家出・失踪の種類
家出・失踪の種類について
プチ家出 | プチ家出というのは、ただ単に「親がうざい!」「もっと遊びたい」などの理由から1〜2週間に1度家に帰ることをいいます。 プチ家出中は、援助交際で日銭を稼いだりして過ごし、また男の子の場合は万引き・カツアゲ・引ったくりなどの犯罪行為を繰り返し、飛行の温床に出入することが多いようです。これらの場合、残されているアドレス帳から、友人や両親などから有力な情報を得て発見されるケースもありますが、親の知らない交友関係に潜り込んでいるケースがかなり多くみられます。例えばまったく当人に関係ない地域でゲームセンターなどに出入するうち、違う自分を名乗り、そのグループ内でさえ本名を明かさないまま日々を過ごすという特殊な環境の中で家出を継続していくのです。 |
---|---|
家出 | 家出はプチ家出とは違い、完全に家を出て誰にも頼らずに自立して新しい場所で新しい生活を始めることです。家出の動機はさまざまですが、当人は「もう家には戻らない」と心に決めています。 プチ家出の場合は少年少女がほとんどですが、本当の家出の場合、年齢層は実にさまざまで少年少女から中高年、壮年、老年と年齢層は幅広く家出をする前から計画を練り、完全な別人となれる場所や身分を確保して家出を実行する場合や、反対にあまり計画もせずに家を出るケースもあります。 |
失踪 | 所在・生死が長期間わからない、行方をくらますことです。 |
高齢者の家出 | 高齢化社会になるに従い、認知症(痴呆)高齢者が増加し、徘徊による行方不明や、身元不明のまま警察署に保護される件数が年々増加しています。このような高齢者の安全を守り、介護する家族を支援するためには警察・行政・老人ホームなどが連携して、徘徊高齢者を早期に発見する捜査の協力体制を各地域において構築することが必要と考えます。また痴呆性高齢者を持つ家族の方は、いざという時に本人の特徴を伝えることができるよう、必要事項を記載したものや写真などを準備しておくといいでしょう。 |
人探しガイド の無料サポート |
メール無料相談 人探し調査のご相談や料金の見積もりなどを専用のメールフォームにて受け付けております。電話では話しにくい内容や料金の見積もり詳細などを希望される方は、専用メールフォームをご利用ください。送信後24時間以内に専門家からの返答が届きます。 |
---|
家出の原因
家出・失踪には必ず原因がある
原因のない家出・失踪はないといっても決して過言ではありません。まずは何が原因なのかを考えてみましょう。それぞれの家出・失踪人にはそれぞれの理由や背景が存在し、調査の方向性を知るうえでも、家出の原因を区分して考える必要があります。様々な家出の原因を総括的にまとめると以下のようになります。
「家庭問題」
![]() |
|
---|
「異性問題」
![]() |
|
---|
「職業問題」
![]() |
|
---|
「学業問題」
![]() |
|
---|
「疫病問題」
![]() |
|
---|
「借金問題」
![]() |
|
---|
「犯罪関係」
![]() |
|
---|
「その他」
![]() |
|
---|
人探しガイド の無料サポート |
料金見積もり 調査料金見積もり依頼は24時間、電話・メール・FAXなどでお受けしております。人探し・行方調査の目的やお持ちの情報を詳しくお聞かせいただくことで、料金見積りをすぐにご案内することができます。また、低費用調査のご相談なども随時受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。 |
---|
年齢区分
年齢区分の必要性
家出の調査範囲を絞り込む為にも年齢の区分は必要です。たとえば原因として考えられるものが「異性問題」であったとしても、その問題に直面している家出人が20代と50代では、深刻度や対処の仕方が異なります。そこで年齢の区分を「未成年」「成人」「老齢者」にわけて考えてみましょう。
「未成年」
![]() |
一般的には未成年は経験・学識が未熟ですので、一時的な感傷や感情的な思慮に支配されてい行動しているケースが多く、そのため友人・知人からの情報から比較的に早期発見の可能性が高い傾向があります。 しかし、異性問題・不良グループの関連・いじめ・不登校などが原因で通常の心理状況ではない者は深く心を閉ざし、まわりからの情報があまり得られないケースが多いようです。また、未成年女子の家出については深刻な問題に発展することが多いのですが、この世代は間違った友情観に支配されていることも多く、たとえ行き先を知っていたとしても正確な情報を伝えないとということが暗黙の了解となっているケースも多く見受けられます。この場合は調査が難航することも決して珍しくありません。どちらにおいても早期発見こそが最良の結果であるのは言うまでもありません。そしてまた、早急な対応が必要不可欠となります。 |
---|
「成人」
成人の家出については未成年者とは異なり、一時的な感傷や感情的なものではなく、良くも悪くも目的意識を持って行動している傾向が見受けられます。成人の大半は自分の意志とは関係なく、多方面に何らかの登録がされているため、それらのとうろくじこうを調査することによって発見につながるケースがあります。しかし異性問題・リストラ・金銭問題などのどらブルから身を隠している場合、登録事項だけでの発見は困難となります。この為、調査が長期間に及ぶことも覚悟しなければなりません。また、帰宅しても家出・失踪原因の問題点が解決していない場合、非常に高い確率で家出・失踪を繰り返す可能性が高く、帰宅後には早急に問題点を解決する方が得策といえます。なお、最近の社会情勢からか、いきなり逃避生活を始める者もおり、場合によってはホームレスになっていることを想定した調査も必要となります。 | ![]() |
---|
「老齢者」
![]() |
老齢者の家出に関しては一般的には行動範囲が狭く、想定される立ち寄り先の情報も豊富なので、家出・失踪後、通常の日常生活を送っている場合などは、比較的容易に発見されることが多く見受けられます。しなしながら、問題点は非常に多く、何等かのトラブルに巻き込まれて生死をさまよう状況であったり、認知症などが原因で自力で帰宅出来ないケースも珍しいことではありません。また、社会生活の逃避からホームレスになってしまうケースも見受けられます。 |
---|
人探しガイド の無料サポート |
はじめての依頼サポート はじめての人探し・行方調査依頼をお考えの方でも安心の「はじめてサポート」で、をご用意しております。専属の担当者があなたの悩み・調査相談・料金相談を親身に対応しておりますので、是非ご利用ください。 |
---|
家出・失踪と統計
家出・失踪と統計
平成24年度中に家出人捜索願を受理した家出人は81,111人で前年に比べ0.7%(532人)減少しています。性別では男性が52,187人で全体の64.3%を占め、成人・未成年別では成人が60,811人で全体の75.0%を占めています。
年齢別でみると10歳代が19.300人で、全体の23.8%。次いで70歳以上(14.288人、17.5%)、20歳代(13.856人、17.1%)、30歳代(10.980人、13.5%)の順。
成人・少年別では、成人が60.811人で全体の75.0%。
原因・動機別にみると、家庭関係が17.863人で全体の22.0%を占め、次いで疾病関係(15.397人、19.0%)、事業・職業関係(8.624人、10.6%)、学業関係(2.343人、2.9%)の順。
あくまでこの数字は警察に「捜索願」が出された数であり、捜索願を出されなかった方や短期間の家出等は含まれていません。その為、これらを含めると実数は10万人を遥かに超えると考えられています。
