聞き込み調査方法

聞き込み調査をはじめようについてのご紹介です。

聞き込み調査方法

聞き込み調査

友人・知人への聞き込み

家出・失踪人に関して、同居している親兄弟よりも友人や知人の方がよく知っているということは、決して珍しいことではありません。人はある程度の年齢を超えることにより、世間との関わりが増え、場合によっては身内以上に付き合いが深くなり、身内には見せない内なる自分を、友人・知人には見せるということがあります。その様な友人・知人に取材することで、探す側が把握していない家出・失踪人の人物像や行動パターンを聞き出し、発見につながる有力な情報とする必要があります。

  • 友人・知人のみが知る人物像や行動パターンに注目する
  • 全く知らなかった事実を知っても冷静に、できるだけ細かい情報を聞く
  • 把握していない人物の話しがでたら、その人物と行方不明者の関係・連絡先・容姿・性格に至るまで出来るだけ細かい情報まで聞く
  • たとえ信じがたい内容であっても、否定的な考えを持つことなく先方の記録する

先方と家出・失踪人の関係が深ければ深いほど、家出・失踪人をかばう気持ちは強くなります。事実を知っていそうな場合は、まず探す側の必死な気持ちを理解してもらい、戦法との信頼関係を構築することが大切です。

職場・学校への聞き込み

家出人は身内にも見せない人物像を、職場・学校で現していたというケースはよく聞かれる話しです。ギャンブル癖が原因で、消費者金融に多額の借金を抱え込んで悩んでいた、金策に行き詰ったあげく、会社の金に手を出してしまっていた、不倫関係などの異性問題、職場・学校内でのいじめ問題など。
当事者にしてみれば、家族には知られたくない、心配をかけたくないなどの理由から、身内にはかくしている場合が多く、探す側が原因を把握するまで時間がかかるものです。探す側とはまったく違った印象を持っていたり、事実を把握している可能性がありますので、丁寧に聞き込み調査をすることが大切です。

近隣への聞き込み

家出・失踪人が住居していた近隣者への聞き込み調査は捜索において欠かせない要素の1つです。家出・失踪人の生活状況や同行者の存在など明らかになるケースがあり、家出・失踪を考える以前の近隣者との会話内容などにも現在の居場所のヒントが隠されている場合もあります。
聞き込み時には「何かご存じありませんか?」だけでなく、相手が「そういえば…」と思い出せるように探す側から、確認したいことを問いかけるように心がけて下さい。

大家・不動産管理会社への聞き込み

居住先の大家や不動産管理業者に確認をすることも大切です。通常であれば、敷金の返済や移転度に発覚するトラブルに備えて、移転場所・新規の連絡先・勤務先などを把握しているものです。また、入居していた当時の状況からも発見につながる情報を得られることがあります。

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聞き込みの場所

聞き込みの技術

家出・失踪人を探す上で聞き込みは必要不可欠な調査技術です。ほとんどの場合、その取材先の人とは初対面であると思われ、取材相手はこちらのことをまったく知らないわけですから、第一印象は非常に大切です。

服装

取材先に合わせて、清潔感のある服装をするなどして印象をよくするように心掛けましょう。だしなみにも気を配り、礼儀も大切です。真冬の寒い日の取材時でも、コートをっ着用したまま取材するなどといった押柄な態度は感心できません。玄関先で脱ぎ、手に持った方が良いでしょう。たいていの場合、スーツやブレザーなどのジャケットを着用することで適応できるとおもいますが、深夜徘徊したり、たぬろしている少年少女に接する場合などは、逆に彼らにより近い服装を心掛け、親近感を持たせることも重要です。

挨拶の大切さ

取材先に対して、「おはようございます」「こんいちは」「どうも有難うございました」といった、基本的な挨拶を怠らないように心掛け、相手と話すときは、明るく快活に話すように心掛けましょう。

リアクション

先方の緊張を解くためには、時には冗談や、オーバーなリアクションなども必要です。話し方に抑揚を持たせ、会話が途切れないように相手の話すリズムに合わせたタイミングのよお相槌も必要になります。その再、相手の目を見て真剣に話すようにしますが、相手を威圧するような目つきや、横柄な口のきき方は絶対に避けて下さい。

時間帯

取材を実施する場合の期間帯や場所も相手の立場になって考えます。アポイントを取っていない場合などは一般的に、出勤前や夜8時以降の訪問は避けた方が無難です。一方、主婦などの家事を抱えている人への取材の場合は、家事に多忙な時間帯は避け、家事がひと段落し、気持ちに余裕が持てる午前10時前後や午後2時前後が良いと思われます。

取材先への配慮

取材相手が周囲の目が気にならない場所を考慮するように心掛け、場合によっては近くの喫茶店などで取材した方がよい時もあります。また、聞き込みにおける周囲への配慮として、乗ってきた車両は裏道に駐車するなどして周囲から見られた場合の取材先の立場を考慮します。また、周辺住民の人達には出来るだけこちらの姿を見られない工夫をし、不審な目で見られている感を与えないようにして下さい。

電話取材の場合

こちら側の姿が見えないことから、直接取材をする以上にマナーに気を配り、戦法からの信頼感を得るように努めます。電話をかける時間帯は相手の立場になって考え、忙しそうな時間帯は避け、騒々しくない静かな場所からかけます。相手に繋がった、まずは自分から名乗り、相手の都合を確認した上で、挨拶をしてから本題に入ります。事前に質問事項を書き出したメモを用意し、テンポよく質問するとともに、戦法から聞いたことは全て記録するように心掛け、何度も聞き返さないようにしましょう。

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聞き込みの技術

情報を聞き出す方法

家出・失踪人を捜し出すためにはより多くの情報を得る必要があり、その情報を把握している人物の取材は必要不可欠となります。しかし、先方に協力してくれる気持ちがないと情報を引き出すことは不可能であり、多くの情報を得るためには探す側の心構えが必要となります。
家出・失踪の事実を初めて知った取材先で、家出・失踪人のことを心配している人に対しては、早い時期に発見されれば就業先や就学先に家出・失踪前と同じ状態で戻れることや、財産分与などの分配で大きな利益を得られるなど、発見されることにより家出・失踪人が有利になる説明をし、情報の入手を行います。

隠ぺいを防ぐために

また、情報の隠ぺいを防ぐためには、家出・失踪人の発見の遅れが取材先に不利益をもたらすことを強調し、ことの重大性を認識させることにより情報を引き出す方法もあります、たとえば、宿泊施設などの客商売の場合「家出・失踪人の書き置きに遺書めいたことが記されていた。早く発見しないと、自殺してしまう可能性があり、そちらにご迷惑をおかけしてしまう」などの話しをすることにより、探す側に対して協力的になるケースがあります。
取材先が家出・失踪人と連絡などが取れている状況がわかっているにもかかわらず、その事実を否定している場合、その取材先に対して家出の原因が解決したことを知らせることにより、家出・失踪人の帰宅へつながるケースもあります。
たとえば、家出・失踪原因が借金である場合、借金の返済を完済したなどの家出原因が解決されたことを取材先に告げることで、間接的に家出・失踪人に対して現状を伝える有効な手段であり、家出・失踪人の帰宅を促す結果へつながります。

情報提供者の秘匿の厳守

いずれの場合も、家出・失踪人が家出したことにより、残された家族や関係者の心配・困惑・絶望などを訴えかけ、必至に探していることを理解してもらうことが大切です。それにより、探す側の必至さが先方に伝わることで協力してもらえることは珍しいことではありません。
稀に、家出・失踪人から強く口止めをされた取材先が、探す側の説得に応じて情報を提供してくれる場合がありますが、その場合、ニュースソースである取材先の秘匿と迷惑を絶対にかけないことを約束し、最後まで守り通さなければなりません。

情報の正当性の見分け方

取材先からの家出・失踪情報を得るにあたり、先方の本意、他意にかかわらずその情報が正しいものなのかどうかを見極めなければなりません。探す側のちょっとした気のつかいようで、情報の正誤性を判断する基準が出来ます。

家出・失踪人をかくまっている場合
この場合、戦法の矛盾点を指摘できるような情報が必要となりますので、これまでの調査で得た情報の整理をおこない、先方の矛盾点と照らし合わせることにより、戦法に家出・失踪人をかくまう必要性のないことを理解させ、正確な情報の入手を行います。両者の関係で一度でも探す側が優位にたてば、その精神的な力関係は継続され、今後の有力情報源となり得ますので、その関係を継続させるよう心がけましょう。
実は嘘をついているケース
先方が取材に快く応じてくれているように見えても、実際には嘘をいっているケースも多くあります。相手の表情やしぐさをよく観察し、その情報の正誤性を見極めましょう。一般的に嘘をいっている時は、多弁になったり・視線が落ち着かなくなったり・自分の体のあちこちを触ったりします。時には、家事などが忙しい時間帯、夜間や早朝に突然の訪問をすることにより、先方の対応を確認することも有効です、相手が異常な戸惑いを見せている場合や、応答がチグハグな場合は、探す側に隠し事をしており、そのことに対しての理論武装が出来ていないことが伺えます。なお、子供老人は嘘をつくことになれていませんので、取材の際に突然話題を振ることにより、本当のことを聞き出すことができる場合もあります。
探す側の家出状況の説明に対して、かなり複雑な内容にもかかわらず良く理解している時や、逆に質問などもなくあまりにも無関心な状況の場合、家出・失踪人から何らかの連絡があって既に事情を知っていると判断されます。
実は嘘をついているケース2
これまででは探す側に協力的で、両者の関係も良好であったにもかかわらず、取材を手短に切り上げようとしたり、用事を理由に取材を拒否したりした場合は隠し事があると考えてみる必要もあるでしょう。さらに探す側の問いかけに驚きの表情を見せても、口調や素振りにその驚きとは不釣り合いな落ち着きのある態度を示す場合は、探す側の問いかけを既に予想して対応を決めていたことが考えられます。
電話による取材をする際に、受話器から聞こえてくる物音・会話などにも気を配ることを忘れてはいけません。家出・失踪人が身を隠している場合、何らかのハプニングで声を出すことも考えられますし、家出・失踪人の状況を把握していない子供などの家人が家出・失踪人の名前を呼ぶケースもあります。
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難易度での格差を考える

「情報量」と「情報の質」

家出・失踪人を見つけるといった目的を達成させるためには、捜す側の推測力・分析力、熱意・努力によっても左右されますが、もうひとつ重要な要素として「情報量」と「情報の質」の問題があります。
いくら豊富な情報量があっても、家出・失踪人が住居している地域が絞れるほどの有力情報を入手しない限り、家出・失踪人を発見することは困難と判断されます。
家出・失踪人を発見するには探す側の姿勢のほかに、この情報量と情報の質ということによって難易度が異なってきます。

難易度を見極める

情報量が多く、なおかつ情報の質が高いほど難易度は低くなり、逆に情報量が少なく、その情報の質が低いほど難易度は高くなります、また、調査の難易度は、その原因によっても変化します。
家出・失踪原因が兄弟喧嘩などのように軽いものは難易度は低くなりますが、不倫の発覚などが家出・失踪の原因で、ましてや嫉妬心が強く、感情的で凶暴性を発揮するような配偶者がいる場合などは、必至でその足跡を隠すようになるためより難易度が高い調査になると判断されるでしょう。

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連絡があったら?

家出人や同行者から電話があった場合

家出・失踪人や同行者から電話があった場合、すぐにでも、電話をしている地域や居場所を聞き出したくなるでしょうが、あせらず冷静に対応することが肝心です。電話をかけてきた理由や目的を把握し、理由や目的に合った対応をすることが必要なので、じっくりと家出・失踪人の話を聞いてあげて下さい。頭ごなしに怒ることも、強硬な帰宅の説得も禁物で、暖かく受け入れるような話し方で接することにより、電話をかけてきた理由や目的が徐々に見えてくるはずです。

電話をかけてきた理由や目的の分類

  1. 家出・失踪をした言い訳を聞いて欲しかったため
  2. 家出・失踪をした正当性を主張したいため
  3. 謝罪をするため
  4. 別れを言うため
  5. 家族の声が聞きたかったため
  6. 家出・失踪後の状況を聞き出すため
  7. 家出・失踪の目的を伝えるため
  8. 家出・失踪後の後処理をお願いするため
  9. 経済的援助をお願いするため
  10. 家人の不在を確認するため
目的@〜Eの対応方法
心の奥底では家族の説得を期待していたり、自分のしたことを許してもらえるかを知りたいものです。家出・失踪人の話しを聞きながら家出・失踪人を受け入れる環境が整っていることを説明してください。一番不安に思っていることをいち早く理解し、解決策を提案したり、不安材料を取り除くことを約束してあげましょう。「迎えに行くから」という理由をつけて徐々に聞き出す方法が良いですが、無理強いはせずに待ち合わせ場所などを決める話を優先してください。
目的F〜Hの対応方法
自主的に帰宅する意図は低いとみられますが、対応はこれまでと同様にお互い感情的にならないことを提案してください。無理い連れ戻す意志はないことを伝えた方が良い結果をもたらすことが多く、経済的な援助と引き換えに連絡先を教えてもらうなどの交換条件を付けるのもひとつの方法であり、長い期間をかけて説得することをお勧めます。
目的Iの対応方法
短い無言電話が多いのが特徴です。目的のひとつとしては家族が留守中に荷物を取りに戻りたいということが考えられます。留守番電話機能を使って留守を装うか、近くで張り込み調査を実施してみましょう。

その他電話

協力者への電話 基本的には家人が対応する場合と同じ対応をお願いしますが、逆に家出・失踪人から懇願されてしまい、家出・失踪人側についてしまう恐れもありますので、協力者とは定期的に連絡を取り、発見が本人のためになることを十分に理解してもらいましょう。また、こういった協力者に家出・失踪人は家人に頼めない何かをお願いするために連絡してきたケースが多く、家出・失踪人と外で会う事も考えられるため、協力者が待ち合わせをする約束ができた場合、その後の家出・失踪人の行動を確認してください。
関係のある人物・会社 家人が知らない家出・失踪人と関連する人物や会社、店などから連絡や問い合わせが入る場合があります。この時点では家出・失踪人との関係は不明なことが多いでしょうが、その関係を判明させることにより、家出・失踪人の状況や家出先の特定に結びつく可能性がある重要な情報のひとつです。
消費者金融や信販会社 消費者金融や信販会社に借金を申し込んだ際の申し込み内容の確認の連絡やホテルなど宿泊先に予約をしたがチェックインをしないなどこのようなケースの場合、地域の特定や、現状を特定する有力な手掛かりとなり得ますので、名称と所在地、電話場号、家出人の予約名などを聞くように心掛けて下さい。
また、ホテル側がキャンセル料金を請求してきた場合は支払を認めることにより、今後、家出・失踪人から予約の連絡があった際に調査協力を要請し易くなります。
その他、家出・失踪歳で就職をしようとした場合は、応募した会社や店から確認の電話が入ったり、新しくアパートやマンションを借りる場合も不動産業者から確認の電話が入る場合があります。
さらに、忘れものをした場合などは拾い主から連絡が入ったり、家出人が車を乗り捨てた場合、放置された駐車場の管理会社から連絡が入ったり、家出・失踪後に宿泊した観光旅館、ホテルから自宅に礼状が届くなど様々な可能性があります。
これらは家出人の足取り居所を知る上で大切な手掛かりとなり得るため、対応は慎重に行い、必ず戦法の連絡先は聞いておいて下さい。
「会いたい人」「捜したい人」がいるときは専門家にご相談ください。全国無料人探し相談|0120-529-333

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